曲げ試験の評価基準(手溶接、半自動、ステンレス鋼、チタン、すみ肉、基礎杭、石油工業溶接士)
1.表曲げ、裏曲げ試験
曲げられた試験片の外面に次の欠陥が認められる場合は、不合格とする。
ただし、アンダカット内部の割れは対象とするが、熱影響部の割れは対象としない。
また、ブローホールと割れが連続しているものは、ブローホールを含めて連続した割れの長さと
みなす。
(1)3.0mmを超える割れがある場合。
(2)3..0mm以下の割れの合計長さが、7.0mmを超える場合。
(3)ブローホール及び割れの合計数が、10個を超える場合。
(4)アンダカット、溶込み不良、スラッグ巻込みなどが著しい場合。
※すみ肉溶接は裏曲げのみで、4)溶込み不良 と5)スラグ巻き込みがありますので
WES 8101:2017を見てください
2.側曲げ試験は、厚板及び厚肉管の試験材に適用します。